JIS企画Vol.1
月ノ光
JIS企画最初の公演
1919年のプラハを舞台に、あいつぐ不連続殺人事件の犯人探しの謎ときの形をかりて、カフカの作品世界を現出させたミステリー。観客は、登場人物の滑稽なやりとりに笑わされるうち、知らず知らずに作品のもつ不可思議な空気に引き込まれていくという、迷路的快感を味わうことになる。
好評の内に幕を閉じたこの公演は、グラックスを演じた小日向文世(後年、彼は再演で、まったくタイプの違うヨーゼフを演じることになるのだ!)の「軟体動物のような柔軟な演技」が話題を呼びました。この作品により、竹内銃一郎は、紀伊国屋演劇賞、読売演劇大賞優秀演出賞、読売文学賞を受賞。この作品の成功により、先行きが未知数だったJIS企画というユニットは、定期公演を行うことになりました。
- 日時
- 1995年2月7日〜28日
- 場所
- 本多劇場
- 作・演出
- 竹内銃一郎
- キャスト
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カール……佐野史郎
グラックス……小日向文世
レイン……中村久美
グレーテ……広岡由里子
ヨーゼフ……谷川昭一朗
ブルームフェルト……木場勝己