万作萬斎新春狂言2017 【第20回記念】


新春狂言2017 新春狂言2017

人間国宝&文化功労者の至芸、太郎冠者狂言の大曲も賑やかに

 狂言界の第一人者・野村万作、萬斎父子が毎年の干支にちなむ選曲や、節目には大曲、稀曲を織り交ぜて大好評を博している新春狂言。 1998 年1 月にスタートして以来連続20 年、劇場狂言ならではの舞台美術や照明効果を駆使し、また祝祭感たっぷりに新春の華やかさをお楽しみいただいています。 記念公演となる今回も恒例の謡初に始まり、軽快な話術で人気の萬斎トークに続いて、人間国宝の至芸による祝賀にふさわしい商人物、そして和泉流で「止動方角」「武悪」と共に『三主』と呼ばれるほど恐い主人を手玉に取る、萬斎の太郎冠者狂言まで、賑やかに20 回目の新春を寿ぎます。
 
番組:
謡初 (うたいぞめ) 野村萬斎 ほか

トーク     野村萬斎

鍋八撥 (なべやつばち) 野村万作 中村修一(18日) 内藤連(19日) 高野和憲

 新しい市では一の店を免税するという高札を見て、張り切って一番乗りした羯鼓売り。夜明けまで間があるので一眠りして目覚めると、隣に浅鍋売りが寝ている。あわてて揺り起こすと、浅鍋売りは自分こそ先に着いたと言い張って決着がつかない。もめるところに目代が仲裁に現れて、何か芸をして勝負をつけることになるが…。

素囃子 早笛 舞働(はやふえ まいばたらき)  笛 杉信太朗 小鼓 上田敦史 大鼓 山本寿弥 太鼓 中田弘美

鬮罪人 (くじざいにん) 野村萬斎 石田幸雄 深田博治 内藤連(18日)中村修一(19日)飯田豪 岡聡史

 祇園祭の当番になった主人は、町内の衆を呼んで、出し物の相談をする。色々な趣向の意見が出るが、どれも太郎冠者が口を挟んで却下され、最後に太郎冠者の提案で「地獄で鬼が罪人を責める」ところを演じることになって、役割をくじ引きで決めると、主人が罪人、太郎冠者が鬼にあたる。さっそく稽古を始めると、太郎冠者はおそるおそる罪人を責めるが、次第に図に乗って…。


日時:
2017年1月18日(水)19時開演 19日(木)13時開演(開演30分前に開場)
 
場所:
サンケイホールブリーゼ

出演:
野村万作・野村萬斎・石田幸雄・深田博治・高野和憲・月崎晴夫・岡 聡史・中村修一・内藤 連・飯田 豪
<囃子方>笛:杉信太朗 小鼓:上田敦史 大鼓:山本寿弥 太鼓:中田弘美

チケット:
S席 8,000円 / A席 6,000円
ブリーゼチケットセンター(ブリーゼタワー7f):06-6341-8888
チケットぴあ0570-02-9999(Pコード゙453-465)
イープラス(PC・携帯)
ローソンチケット0570-084-005(Lコード55707)
楽天チケット
M&O plays :03-6427-9486             

前売り開始日:2016年10月21日(金)