80歳を過ぎて初体験の兄弟会、好評第4弾!
現代狂言界の最高峰、互いに永遠のライバルにして狂言界随一の仲良し兄弟、茂山千作・千之丞のふたりが合計174歳を迎える今回は、シンプルながら言葉遊びの妙を楽しむ「舟船」と、能の素謡を思わせる形式による出家狂言の名作「宗論」で、両者の台詞の表現力を堪能していただきます。また千五郎ほか子息たちによる新作狂言の名作「彦市ばなし」もお楽しみに。


日時 全公演終了しました。2009年2月27日(金)19:00開演(18:30開場)      28日(土)14:00開演(13:30開場)
場所 国立能楽堂
出演者 茂山千作・千之丞・千五郎・七五三・あきら・千三郎
料金 SS席8,000円 / S席7,000円 / A席6,000円
B席5,000円 / 学生席4,000円
発売日 公演終了しました。
取り扱い チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:391-680)
イープラス
http://eee.eplus.co.jp/(パソコン&携帯)
国立能楽堂:03-3423-1331
森崎事務所:03-5475-3436
ストーリー 舟船(ふねふな) 茂山千之丞・茂山千作
太郎冠者が舟を「ふなやーい」と呼ぶのを、主人が「ふね」と呼べとたしなめると、冠者は古歌を引用して「ふな」が正しいと主張する。主人も別の古歌を引用して「ふね」だと反論するうち…。

彦市ばなし(ひこいちばなし) 
茂山千五郎・茂山七五三・茂山あきら

嘘つき名人の彦市は、釣竿を遠眼鏡と偽って天狗の子から隠れ蓑をだまし取り、また殿様に河童を釣ると約束し、鯨肉と天狗の面を手に入れるが、隠れ蓑は女房に焼かれて万事休す。その灰を体に塗ってみると…。 木下順二・作 武智鉄二・演出

素狂言 宗論(しゅうろん) 
茂山千作・茂山千之丞・茂山千三郎

法華僧と浄土僧が道連れになり、互いに自分の宗旨に改宗せよと言い争い、読経争いを始め、踊念仏、踊題目の張合いになって、拍子に乗って浮かれるうちに…。 素狂言とは、狂言を装束なしで座語りするもので、いわば『朗読劇』『素語り』といったもの。狂言語りを堪能できる宗論の場はじめ、リズミカルで激しい動きの踊念仏、踊題目の張り合いなどを、いかに動かずに表現するか、彼らならではの大胆な試みです。

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